アブシンベル神殿

アブシンベル神殿

アブ・シンベルはアスワンの南280kmに位置しています。紀元前1300年頃、新王国時代の最も優れたファラオ、ラムセス2世が建設したアブ・シンベル神殿は、エジプト最南端のヌービア地帯の最も華麗な神殿と言われています。

 

ファラオは自分と最愛の妻、ネフェルタリ女王を神格化して大神殿と小神殿を建設しました。1年2回(10月22日と2月22日)だけ、日の出と共に太陽光線が神殿の暗闇を破って一番奥の部屋、至聖所、に当たるようになります。

 

1960年代、アスワンハイダムの建設により水没の危機に見舞われましたが、ユネスコの救済事業により約200m離れた場所に移築されました。しかも、現在でも同様な光の奇跡が見られるように移築されています。
 

世界遺産条約の始まりは1960年代にアスワンダムの建設でアスワン~アブシンベルの古代遺跡が水没する危機に見舞われたことによりヌービアの古代遺跡を守ろうとユネスコが、ヌービア水没遺跡救済キャンペーンを開始され、世界60ヵ国からの金銭、技術、考古学調査支援により遺跡の移築が行われました。

 

その代表的遺跡が世界遺産第一号となったアブ・シンベルの大神殿と小神殿です。これがきっかけとなり、1972年11月16日、ユネスコ総会で、世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約、世界遺産条約、が誕生しました。

アブシンベルの大神殿(ラムセスの神殿)

アブ・シンベルにラムセス2世によって建てられたこの神殿は、岩を切り崩して作られて おり、高さ33メートル、幅が33メートルあります。

建物の正面には高さ20メートルの4つの巨大なラムセス2世の座像が据えられています。像の上には、偉大なファラオの名前が刻まれており、日の出を拝むヒヒの列が頭の部分を飾っています。

また、王家の人々の小さな像が、4体のラムセス2世の巨大な座像の足元に並んでいます。大列柱室には8本の柱があり、オシリス神の姿をしたラムセス2世の像が刻まれています。その天井は星の模様で飾られ、壁には、ファラオの軍隊での勇敢な活躍ぶりが記録されています。

小さい方の列柱室には、4本の四角い柱があり、神に供物を捧げるラムセス2世のレリーフが施されています。ホールに続いて、ラー・ホラクティ神、プタハ神、アメン神、ラムセス2世の4つの像のある至聖所があります。

1年のうち、10月22日と2月22日の2日だけ、朝日が東から西へ真直ぐに差し込み、一番奥の至聖所の4体の像を照らす神秘的なスペクタクルがあります。

アブ・シンベルの小神殿(ネフェルタリの神殿)

大神殿の北50mに位置するこの神殿は、ラムセス2世の美しく愛する妻、ネフェルタリ王妃のため、愛と美の女神であるハトホルをたたえて造られました。4体のフェラオ像と、2体の王妃の像が、この神殿の入口に据えられています。ホールにはハトホル女神で飾られた6本の柱があります。壁には、ラー・ハラクティ神と アメン・ラー神の前で、敵をこらしめるラムセス2世が描かれています。また神に供物を捧げているラムセス2世と彼の妻の姿も見えます。同じような彫刻を施されたもうひとつのホールの奥に、ハトホル女神像のある礼拝堂があります。

  


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